サントリー白州蒸留所 見学記
ちょうど1月ほど前に行ってきたサントリーの「白州蒸留所」。
森の中の建物群、印象的な香り、それらを見た後に改めて頂くハイボール。
どれもこれも新鮮でした。
朝10時に到着した白州。
南アルプスの天然水が生まれる森の中に、多くの建物があります。
見学コースが10時半集合とのことで、まずは最初にこの「ウイスキー博物館」の中を覗いてみました。
いきなり印象的なポスター。
「マッサン」でも有名になったそうですが、それ以前にどこかで見た記憶がありました。
(マッサンは見てなかったので・・・)
この中には過去から今までの日本ウイスキーの歩みやポスター、その時々の製品などが飾られています。
また、時間があったので一番上の展望台まで上がってみました(階段で5階です)が、すぐ降りてきました。。。w
博物館の中に飾られたウイスキー樽。
画になります。
時間が来たので、蒸留所へ。
まずは入口で、ここで作っているウイスキーについての説明を受けます。
モルトウイスキーとは?ここではどのように作られているのかなどをパネルを見ながら大筋を学びます。
そして実際に中へ。
入口でも香っていたものが、麦汁を発酵させる木おけの発酵槽のところではさらに強く匂います。
中を覗くとプクプクと泡が。日数の違いで泡の様子が違ってきます。
(槽ひとつで約7万リットル入ります)
発酵した麦汁を蒸留させる「蒸留釜」。
ここはタイプの違う蒸留釜が左右に並び、左の「初留」をしてから、次に右で「再留」と2度蒸留を行い、原酒である「ニューポット」を生み出します。釜の形が違うところで蒸留のされ方、冷され方も異なって、同じ麦汁からでも違う味わいが作られるそう。ただこれだけ多くの種類の釜がある場所は、そうはないとのことです。
蒸留場を後にして、次には森の中に点在する貯蔵庫へ。
ここには蒸留された「ニューポット」が樽詰めされて、長く貯蔵されています。
ここで何年も、何十年もかけて、味わいを深めて行きます。とてもインスタ映えする光景ですw。
寝かすことで味も深くなりますが、樽から水分・アルコール分が徐々に蒸発し、量も減ってしまいます。(天使の分け前ってやつですね)
これが4年目、12年目を比べたところ。
後ろからあてられたライトの色や量の減り方がよく見てとれます。
貯蔵庫からバーに移り、今度はテイスティング。
左から「ホワイトオーク樽原酒」「ライトリーピッテッド原酒」「白州」「白州(多目)」です。
最初の3つは色、香り、味を開設を聞きながら比べて頂きました。
そして4つめのちょっと多目に入った白州は・・・
こうなりましたw
南アルプス天然水で作られた炭酸水と合わせてのハイボール。
おいしく飲むための作り方をしっかり教えて頂きました。
独り占めするのもなんなんで、そのハイボールの入れ方です。
レモンは入れません。ミントをパン!です。
「白州」でぜひ試してみて下さい。
帰りに駐車場へ戻る際に通った小径。
バードサンクチュアリになっていて、地元の幼稚園児が鳥や動物などの絵を描いた巣箱が掛けられています。
シジュウカラなどが住み着いているそうです。
ほろ酔い気分でお昼時。
朝から良い具合になれる幸せな時間でした。
その後の昼食はこちらでした!
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